ビジネスコーチングのメリット2選:キャリアと対人関係に効く理由

なぜこんなに話題? ビジネスコーチングの本当のメリット

「このままでいいのか?」「もっと成果を出したい」

そう思いながらも、なかなか一歩を踏み出せないビジネスパーソンが増えています。実は、その迷いの原因は「行動」ではなく「思考」かもしれません。この記事では、仕事で成果を出したいと願うあなたにこそ知ってほしい、コーチングの本当のメリットをお伝えします。

【この記事を書いた人】
つよぽん
専門ジャンル:人生、挑戦、教育

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なぜ「努力しているのに成果が出ない」のか?

「頑張っているはずなのに、結果がついてこない」

そんな悩みを抱えたまま、毎日を過ごしていませんか? もし思い当たるなら、その原因は「やり方」ではなく「考え方」にあるかもしれません。まずは、その根本から見直してみましょう。

原因①頑張る方向がズレている

成果が出ないとき、多くの人は「もっと頑張らなければ」と考えがちですが、努力の「方向」がズレていれば、エネルギーと時間を注いでも結果にはつながりません

例えば、本来の目的は「企画を提案して承認を得ること」なのに、「プレゼン資料の細部にこだわる」場面など。人は目の前の業務に集中しすぎると、何のための行動なのかを忘れてしまいます。努力はしているかもしれませんが、評価されるポイントとは異なるため、結果として空回りしてしまいます。

原因②自分の強みを活かせていない

あなたは、自分の「強み」を説明できますか?

自分の強みに気づかないまま仕事をしていると、評価されにくく、達成感も得られません。また、何となく自分の「強み」を把握していても、自信を持って伝えられる人は少ないでしょう。

それに加えて、多くの人は、苦手を克服することに意識が向きがちです。しかし、成果を最大化させるには、自分の強みを知り、それを活かせる環境やスタイルを選ぶことがとても重要です

原因③思考がバラバラで迷いが多い

忙しい日々のなかで、自分の考えや感情を整理する時間はありますか?

タスクに追われると、本当にやりたいことや大事にしたい価値観が見えにくくなります。さらに、判断基準が曖昧になり、迷いにつながります。そんな状態では、目標に向けて行動しても長く続かないでしょう。

ビジネスコーチングの「本当のメリット」2選

コーチングのメリット

ビジネスコーチングは「話を聞いてもらう場」と思われがちですが、実はそれ以上の価値があります。キャリアや人間関係に変化を起こしたいビジネスパーソンにこそ響く、本当のメリットを2つに厳選してご紹介します。

①キャリアの方向性が定まり、意思決定がスムーズに

「今の仕事、このままでいいのか?」「自分はどう生きたいか?」

こうした迷いを持ちながら働く人は少なくありません。しかし、答えのないキャリアの選択において、最も重要なのは「自分にとっての正解」を明確にすることです。

答えがないからこそ、納得できる正解を見つけるには時間がかかります。しかし、目指す方向が明確になり腹落ちすると、決断や行動に「これでいいのかな?」という迷いが格段に減ります。また、失敗や壁にぶつかっても「目的に向かう途中のプロセス」として捉えることができます。同じ出来事でも、考え方が変われば行動しやすくなるでしょう。

また、他人軸で動いていた状態から、自分軸での判断ができるようになります。周囲の評価に振り回されるのではなく、「自分が納得できるかどうか」を基準に動くことができるため、感情的にも安定しやすくなるという側面もあります。

自分が納得して選んだ行動は、継続しやすく、習慣化しやすいものです。「ありたい自分」に近づく日々の選択が重なり、気づけば現実そのものが変化していきます。そうすれば、仕事のキャリアに限らず、人生そのものが豊かになっていくに違いありません。

②対人関係やリーダーシップにも好影響

どれだけ優れたスキルを持っていても、職場での信頼関係やチーム内のコミュニケーションがうまくいかなければ、成果は思うように出せません。その根底にあるのが「自己理解」の深さです。

ビジネスコーチングは、自分の思考や感情の癖に気づき、それを客観的に見つめ直す機会となります。例えば「自分はどうして部下に対して強く言いすぎてしまうのか」「なぜ上司とのやり取りで萎縮してしまうのか」といった日常のコミュニケーションの背景にある「自分のパターン」に気づくことができるようになります。

また、自分が目指す方向を把握することで、人に任せたり、断るという判断がしやすくなります。自己理解が深まることで、他人の行動や感情にも寛容になり、相手の立場に立った関わり方ができるようになります。

特にリーダーやマネージャーにとっては、部下を指導する際に「答えを与える」だけでなく、「自ら考えて動けるように促す」姿勢が身につくため、チーム全体の自走力を高めることにもつながるでしょう。

コーチングのデメリット

どんなに優れた手法にも、メリットと同時にデメリットが存在します。コーチングも例外ではありません。成果を最大化するためにも、あらかじめ理解しておきたい「コーチングの弱点」に正直に向き合ってみましょう。

①効果を感じるまでに時間がかかる

1時間のコーチングセッションを受けた直後は、モチベーションが高いかもしれません。しかし、変化や成長を実感するまでには時間がかかります

コーチングでは、コーチは課題に対して「答え」を提示しません。クライアントとコーチが協力して、対話を通して答えを作り上げていきます。そして、その答えに向けて、明日からのアクションプランを策定します。もしかすると、そのアクションプランでは成果が出ないかもしれません。その場合は次のセッションで、行動の振り返りやプランを再設計します。

コーチングでは、失敗から学んで改善していくプロセスも大切にしています。そのため、仕事や生活で変化や成長を感じるまでには、時間がかかってしまいます。

②費用がかかる

コーチングは基本的に1on1で行います。そのため、費用が高くなりがちです。1回1時間のセッションで、最低でも5,000円程度は必要で、数万円を超えるなど非常に高額なものもあります。

また、1回のコーチングで劇的に変化する人は、ほとんどいません。継続してコーチングを受けることで、変化や成長を味わうことができるようになります。そのため、セッション1回あたりの費用は高くなくても、半年〜1年間のコーチングを受ける場合、高額な投資に感じるかもしれません。

③アドバイスはもらえない

コーチングの目的は、クライアントに新たな気づきを発見してもらうことです。そのためにコーチから客観的なフィードバックを伝えることはあっても、コーチからクライアントにアドバイスすることは基本的にありません。

もし、仕事に対する即効的で専門的なアドバイスを求めている場合、コーチングよりもコンサルティングが適しているかもしれません。また、過去のトラウマやメンタルに不安を抱えている場合は、カウセリングが必要な場面もあります。

コーチングでは、一緒に答えを作るプロセスを重要視しています。答えを教えてもらうのではなく、主体性を持ってセッションに取り組むことが大切です。

実際どう始めればいい? セルフコーチングの方法と体験セッション

コーチングの効果は理解できた。しかし「実際どう始めればいいの?」という声も多いです。この章では、初心者でも安心して取り組めるセルフコーチングのやり方と、体験セッションの活用法をご紹介します。

まずは自分に問いを立ててみる

まずは自分に問いを立ててみる

コーチングの第一歩は、「問いを持つこと」から始まります。これは、特別な準備や知識がなくても、今日から自分ひとりで始められるシンプルな実践です。

例えば、以下のような問いをノートに書き出してみてください。

  • 何でもできるとしたら、どんな成果を出したい?
  • 何でそう思う?(5回繰り返して問う)
  • 成果が出たとき、どんな良いことがある?(5回繰り返して問う)
  • 仕事で成果が出ている時、プライベートでは何がしたい?
  • 今までの人生で一番輝いていたと感じるのは、どんなことをしていた時?

この問いに答えるだけで、かなり疲れるかもしれません。今まで考えたことがない視点で答えを書き出すには、時間もエネルギーも必要です。しかし、向き合ってこなかった問いだからこそ、新たな気づきを得ることができます

こうした問いを通じて、自分の思考や感情を可視化することで、頭の中のモヤモヤが整理されます。すると、自分が本当に向かいたい方向が少しずつ見えてくるでしょう。

コーチングでは「正しい答えを出すこと」ではなく、「問いを持ち続けること」を重要と捉えています。継続的に問いを持つことで、あなたの行動や選択が、より意図のあるものに変わっていくはずです。

コーチングの体験セッションを受けるには

セルフコーチングでの気づきが深まってきたら、次のステップとしておすすめなのが、体験セッションの活用です。一人で考えるには限界があります。もしかすると、無意識にネガティブな方に考えが偏っていたり、事実と感情が混ざって考えてしまうことも、少なくありません。また、コーチングセッションが初めての方にとって、「コーチングって実際どんなもの?」という疑問を解消する絶好の機会にもなります。

体験セッションでは、30〜60分程度の対話を通じて、自分の課題や目標を掘り下げていきます。プロのコーチはあなたの話を丁寧に聞き、的確な問いを投げかけながら、自分の中にある考えや感情を整理するサポートをしてくれます。

体験セッションの申し込み方法はさまざまですが、以下のような選び方が安心です。

  • コーチのプロフィールやSNS、実績を事前にチェックする
  • 「体験無料」「初回割引」などの条件を活用する
  • 知人や社内で体験者がいれば、紹介を受けてみる

最初のセッションでは緊張するかもしれませんが、「話してみて初めて気づいたことがあった」という声はとても多いです。相性の良いコーチと出会うことができれば、その後の変化は想像以上に大きなものになるでしょう。

気軽に1回試してみるだけでも、あなたの人生が変わるきっかけになるかもしれません。

ビジネスコーチングのメリット:まとめ

努力しても成果が出ない背景には、方向性のズレや思考の整理不足がある可能性があります。ビジネスコーチングは、そうした内面の課題を見つめ直し、自分自身の軸を取り戻すきっかけになります。

コーチングの大きなメリットは2つです。

  • キャリアの方向性が定まり、意思決定がスムーズになる
  • 対人関係やリーダーシップにも良い影響がある

このメリットを最大化するには、コーチとのセッションだけでなく、セルフコーチングも役立ちます。セルフコーチングは、自分を見つめ直す時間です。自分自身に問いかけ、浮かんだ言葉を一度ノートに書き出してみてください。頭の中で考えるだけでなく、言葉を視覚化することで、新たな気づきがあるかもしれません。そのなかで新たな壁に出会った時は、体験セッションを受けてみては、いかがでしょうか。

キャリアに迷いがあるときこそ、自分との対話を通して「本当に目指したい姿」に近づいていくチャンスです。



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この記事を書いた人

つよぽん

中学校と小学校教員を経て、現在は高校生の学習支援に携わっています。コーチングを学び始めて約2年間が経ち、ICF認定コーチを取得しました。コーチングを学んで一番よかったことは、思考と心の声の両方を聞けるようになったことです。また、自分自身もコーチングを受けながら自分の軸を作ったことで、悩んだ時に決断しやすくなりました。現在はコーチングを通して、「自分で決断できる」人を増やすサポートをしています。